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2210 放電と光

Electric Discharge and Light


放電情報パネル放電情報パネル

放電のテーマである自然界の放電現象と発光のメカニズムについて、パネルで解説しています。


発光のメカニズム

自然界に起こる放電現象にはカミナリやオーロラがあります。また人工的に作り出す放電現象には蛍光灯などの放電管があります。これらの放電による発光のようすは、規模や見た目も大きく異なりますが、いずれもエネルギーを得た気体中の原子や分子が、そのエネルギーを外に放出してもとの状態にもどるときに発光するというメカニズムによります。

@原子の中では、いくつかの電子が原子核のまわりの同心円状の軌道を回転しています。

発光のメカニズム1

A外からの熱や電子の衝突などで原子がエネルギーを吸収すると、電子は外側の軌道へ飛び移ります。
このエネルギーの高い状態を励起状態といいます。

発光のメカニズム2

B外側の軌道へ移った電子はすぐにもとの軌道にもどります。このとき持っていたエネルギーが光となって放出されます。

発光のメカニズム3

 

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