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3240 エアテーブル

Frictionless


エアーテーブルの写真ためしてみよう

スタートボタンを押してから、台のうえの円盤を指でかるくはじいてみましょう。

円盤は台のうえをすべるように動いて行きます。ふちにあたると方向を変えてそのまま動きつづけます。他の円盤にあたると、その位置や角度によって、もとの円盤の動きがそのまま他の円盤に移ったり、2つの円盤が反発して別方向へ動いたりします。


なぜだろう

台の表面をよく見ると小さなあながたくさんあいています。台のうえに手をかざすとそのあなから空気が出ているのがわかります。あなから出た空気はその圧力でわずかに円盤を押し上げ、台と円盤とのまさつをほとんどなくしてしまいます。まさつ抵抗がなくなると円盤は無重量空間での物体の運動と同じ動きをします。円盤に力を加えると円盤は動きだし一定の速度で動きつづけます。円盤が台のふちにあたって方向を変えたり、円盤どうしがぶつかって速度や方向を変えるようすもまさつのないフィールドで観察することができます。

スタートボタンを押してから3分後に空気が止まります。空気が出ているときと出ていないときの円盤の動きをくらべてみましょう。


慣性の法則

他からの力が働かないかぎり、止まっているものは止まりつづけ、動いているものは同じ速度で動きつづけます。この性質を慣性といい、ニュートンの運動の第1法則にあげられています。実際の平面上の運動ではまさつや空気抵抗があるので、力をかけつづけないと止まってしまいます。

 

 

 

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