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4230 ラジコン探査機 |
Radio-controlled Probe |
●ためしてみよう
周波数ダイヤルを探査機の周波数(アンテナの数字)に合わせます。ジョイスティックを前後左右に動かすと指定した周波数の探査機に対して前進、後退、左回り、右回りの4つの動作を指示することができます。
ジョイスティックを操作してタワーのまわりを1周してみましょう。探査機がタワーに接触するとアラームランプが点灯します。
探査機にはカメラが搭載されていて、探査機からの視界を映像で見ることができます。モニターで見ながら操作してみましょう。
ジョイスティックの操作は電波となって発信されます。このときの電波の周波数は周波数ダイヤルで設定された値がつかわれます。一方、探査機にはそれぞれ受信機が積まれていて、アンテナに表示された特定の周波数の電波だけを受信するようになっています。このため発信された電波にあう探査機だけが作動します。
2つの操作盤で同じ周波数の電波を発信すると、これを受信した探査機は混信して動作ができないことがあります。通常は強いほうの電波にしたがって動作します。
ラジコンは“ラジオコントロール”の省略で、無線(電波)で操作することを意味します。
ラジコンにつかえる電波は法律で周波数が決められています。ここでは40MHz帯の5波のうち、@40.61MHz、A40.65MHz、B40.69MHzの3つの周波数がつかわれています。
MHzは“メガヘルツ”とよみます。“メガ”は100万倍を表し、“ヘルツ”は周波数(電波が1秒間に振動する回数)を表しています。40.61MHzとは1秒間に40,610,000回振動する電波ということになります。
ジョイスティックから発信された電波には、@前進、後退、A左回り、右回りの2種類の信号が入っており、同時に2つの動作をコントロールすることができます。このように同時にコントロールできる動作の数をチャンネル数といいます。