展示物ガイド

4530 光と影

Light and Shadow


光と影の写真ためしてみよう

【ウサギとカメ】
向って右のスクリーンには、ウサギやカメが現われます。ボタンを押して影を止めてみましょう。
よこの窓から見ると影をつくっている物体を見ることができます。

【かげであそぼう】
向って左側には、棚に影絵を作る板があります。スクリーンに近づけたり遠ざけたりしてうつしてみましょう。
壁のパネルには手でつくる影絵が描いてあります。実際にやってみましょう。
いろいろなパターンの影絵でお話を作ることもできます。
ライトは2種類あるので、切り替えてあそびましょう。


なぜだろう

右側の光源とスクリーンのあいだにはおもちゃや台所用品を組み合わせたオブジェが上からつるされています。このオブジェは軸を中心に回転しており、オブジェの向きによって影のかたちが少しずつ変わります。このオブジェはある方向から光をあてるとウサギの影が、ウサギと90°の方向から光をあてるとカメの影ができるようにつくられています。つまり、オブジェが1回転するあいだにウサギとカメが交互に2回ずつ現われることになります。

左側の光源は床面と水平なものと、下から斜めに照らしているものとがあります。光源とスクリーンの関係から、影絵の大きさが変わります。

光源から出た光はあらゆる方向へまっすぐ進むので、物の影は物がスクリーンに近いほど小さく、スクリーンから離れて光源に近づくほど大きくなります。また、光源は明るく小さいほどはっきりした影をつくります。反射板のついたランプや蛍光灯では光源がたくさんあるのと同じになり、影がだぶってぼやけてしまいます。

 

 

 

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