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４５５０ 握手ミラー |
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●ためしてみよう
鏡にむかって手をだしてみましょう。鏡の中から手がでてきます。手を動かすと鏡の中の手も動きます。
鏡の中の手は自分の手と上下、左右が反対です。動きも逆になっています。
凹面鏡は光をあつめる働きがあります。鏡の面に平行にすすんできた光は一点にあつまります。この点を焦点といいます。
凹面鏡に物を映してみると、物の位置によって像が大きく見えたり、さかさまに見えたり、見えなかったりします。
物が凹面鏡の焦点の外側にあると、焦点の外側に倒立の像ができます。物が球心にあると物と同じ大きさの像が球心にできます。物が焦点に近づくと像は大きく、焦点から遠ざかると像は小さくなります。物が焦点の内側にあると、鏡の奥に正立の大きな像ができます。
平行光線をすべて１点に集めることができるのは厳密にはパラボラとよばれる特殊な凹面をもった鏡にかぎられます。パラボラ鏡は像のゆがみがないので精密な光学機器や望遠鏡の凹面鏡などに使われていますが、一般的な反射板などの凹面鏡には製作の容易な球面鏡が使われています。球面鏡に大きな物体を写すと鏡の端の方では像がゆがんでしまいます。
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