
■宇宙の地図
宇宙は限りなく広くまた3次元に広がっているため、そのまま平面には表すことができません。宇宙のはてしない広さを知るために宇宙のすがたをスケールを変えて(1)太陽を中心とした太陽系、(2)太陽の近くの恒星、(3)銀河系、(4)銀河系の近くの銀河の4段階の地図や絵で表してみました。
■光に乗って宇宙旅行
月や太陽など地球に近い天体から太陽系を出て宇宙のはてまで光の速さで旅行してみましょう。
- 月までは38万4400キロメートル。光の速さなら1秒ちょっとで行くことができます。
- 太陽までは1億5000万キロメートル。光の速さで8分20秒で到達します。
- 地球から出た光は5時間半ほどで海王星、冥王星の軌道を通過し10時間もすると太陽系の外に出てしまいます。
- 太陽系は銀河系とよばれる大きな星のうず巻きのなかにあります。太陽系から銀河系の中心までは約3万年、銀河系のはしからはしまで10万年かかります。
- 宇宙には銀河系と同じような銀河が1000億個以上もあるといわれています。となりのマゼラン銀河までは17万年、肉眼で見える最も遠い天体アンドロメダ銀河までは230万年かかります。
- 銀河は集まって存在する傾向があり、銀河が数個から数十個の小さな集団を局部銀河群、数百個の大きな集団は銀河団とよばれています。さらに銀河団が集まって局部超銀河団、超銀河団を形成しています。
- 宇宙のはては、これまでの観測からおよそ150億光年のかなた、これは光の速さでも150億年かかるということです。
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