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5212 対流層

Convective Zone


5215粒状斑の写真ためしてみよう

容器の下に手を当てて、内部の液体を温めてみましょう。溶液の中に対流が起こり、粒状斑と同じ現象が観察できます。

 

Chaosmos Turbulent Flow Machine 2 
(作/冨岡雅寛) 

 


対流層

肉眼で丸く見える太陽の表面の部分を光球といいます。光球は厚さ400kmのうすい層で、光球の内側、深さ約20万kmまでの厚い層を対流層といいます。対流層では内部からわき上がってくる熱でガスの運動がおこり、この運動が対流層の中にできた磁場を変化させたり、光球面にさまざまな表面現象をおこすと考えられています。

 


図・太陽断面

粒状斑

太陽光球面を拡大してみると、一面に細かい粒つぶの模様ができているのがわかります。この模様を粒状斑または米つぶのように見えることから米粒斑とよんでいます。つぶのひとつひとつは対流層から吹き出した熱いガスのかたまりで、大きさは直径がおよそ100〜1000kmです。光球面でガスが冷やされるとつぶのまわりからまた沈んでいき対流層にもどります。

 

 

 

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