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5221 大きさくらべ |
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■太陽系最大の惑星
太陽系でもっとも大きい惑星は木星です。木星の直径は地球の約11倍。重さは約318倍もあります。木星を除くすべての惑星の重さを合わせても木星の4分の1にしかなりません。木星の表面に見られる大きな大気の渦“大赤斑”は地球2つがすっぽり入るほどの大きさがあります。木星はたいへん大きくてその組成が太陽とよくにているために“太陽になりそこねた星”などといわれていますが、太陽になるためにはさらに100倍も大きくなければなりません。
いちばん小さい惑星は冥王星です。海王星の外側にもうひとつ惑星があることは古くから予測されていましたが、暗くて小さな星だったために発見に時間がかかりました。冥王星の直径は2274kmで、これは地球の6分の1、水星の半分、月と比べても3分の2しかありません。