展示物ガイド・タイトル

5225 衛星くらべ

Satellites


衛星の数

惑星のまわりをまわっている天体を衛星といいます。水星と金星には衛星がありませんが、地球には月が、火星にはフォボス、ダイモスという2つの衛星があります。木星や土星、天王星には、それぞれ20個以上の衛星がありますが、今後の探査がすすめばさらに発見される可能性もあります。


ガリレオ衛星

太陽系惑星のもつ衛星のなかでいちばん大きいのは、木星の衛星ガニメデで直径が5,262kmもあります。ガニメデをはじめカリスト、イオ、エウロパという4個の木星の衛星は1610年にガリレオ・ガリレイがはじめて手製の望遠鏡で天体観測をしたときに発見したのでガリレオ衛星とよばれています。月以外の天体が惑星のまわりをまわっていることから地動説の有力な証拠となりました。


ボイジャーの発見

木星の3個、土星の13個、天王星の10個、海王星の6個の衛星は、いずれも惑星探査機ボイジャーが撮影した写真から新たに発見されたものです。

木星の衛星イオの活動中の火山、土星の衛星ミマスの大クレーター、天王星の衛星ミランダの複雑な表面、海王星の衛星トリトンの氷の火山など惑星のまわりをまわる衛星についてもボイジャーはたくさんの発見をしています。


関連する展示物

5231 青い地球

 科学館ホームページ
展示室あんない(フレームなしはこちら

展示物ガイド

利用あんない