
横浜こども科学館では、展示物に直接触れ、操作・体験することに重点をおきました。
そして、説明を読んでわかることよりも、発見の感動や「なぜだろう」「ふしぎだな」と思う気持ちを大切にしています。
わからないことやふしぎに思ったことはみんなでいっしょに調べたり、想像力をはたらかせて考えてみましょう。
こどもたちは、宇宙船クルーの基本である宇宙の知識や宇宙航行のテクニックをここで身につけます。まず、キャプテンシアターの、光と音のアニメ宇宙ショウで宇宙の広さを楽しく学び、太陽系、水惑星地球のテーマに沿った展示物で「地球も宇宙のひとつ」であることを確かめます。
宇宙を探るために利用されるさまざまな電磁波、光・電波・X線などのもつふしぎな性質をクローズアップ。ロボットやラジコン探査機で遊びながら、知らず知らずのうちに、電磁波について理解できることでしょう。
ここは未来の宇宙飛行士のトレーニング基地。宇宙飛行士訓練、空間体験、体力・感覚テストのいろいろな体験マシンが用意されています。こどもたちは体を動かし、楽しみながら宇宙飛行士に必要な体力や感覚をみがきます。
自然界の放電現象、カミナリやオーロラをいろいろな実験で確かめます。また、わからないこと、知りたいことが調べられるように、顕微鏡や図書室、ビデオライブラリーが用意されています。スペースラボでは、ミニ実験に参加できます。
直径23m、座席数300。プラネタリウム・ちびっこプラネタリウムを上映し、宇宙時代の新しい想像力、新しい感性をこどもたちに与えます。ドームスクリーンを見上げながら、こどもたちの心は宇宙の無限の果てまで夢を広げます。宇宙の最新情報を得る場でもあります。
特別展示室で企画展やさまざまなイベントが開かれます。
280人を収容できる休憩室があります。
実際に手を動かし、創造するためのワークショップの場です。ハンズオンスタジオでパズルやロープワークを体験したり、工作教室、コンピュータ教室などさまざまな教室が開かれています。また、サイエンスギャラリーには巨大ロボットの組み立て工場があります。
◆横浜こども科学館の各展示物には、4ケタの展示コードがついています。左から、展示室コード、展示グループ番号、展示番号、展示物番号を意味します。
※展示グループ番号“9”は、コンピュータをあらわし、このときだけ、下2ケタが展示室内の連番になっています。