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2250 プラズマボール

Plasma Sphere


プラズマボールの写真ためしてみよう

ガラス球に手を近づけてみましょう。

手を近づけたところに放電の光があつまってきます。


なぜだろう

ガラス球のなかには低圧の気体(ネオン、アルゴン、キセノンの混合ガス)が入っています。ガラス球の中央にあるボール状の電極に高周波の高い電圧(2000V)をかけると、ガラス球の中の気体を電離してプラズマをつくります。気体は通常の状態では絶縁体ですが、プラズマ状態では導体となって電気をよく通します。電気が流れる際、電子が気体の分子やイオンにあたって気体特有の光を発します。これが放電光です。気体の混合比や電圧によって放電の色やようすが変わります。

ガラス球に手を近づけるとその部分に電気があつまり、それにともなって光の流れも変化します。

ガラス球に手を触れると高周波電流が体の表面を伝って流れます。ガラス球に触れている人の体に触れたときパチッとくるのはこの電気が放電するためです。わずかな電流で体の表面を流れるだけなので人体に害はありません。


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