展示物ガイド

3500 ボールランド

Ball land


ボールの動きを観察しよう

坂の上からボールをころがすと、はじめはゆっくりと動き出し、次第に速くころがって行きます。ボールが上り坂にかかると次第におそくなり、やがて止まって、こんどは逆向きにころがりはじめます。この動きは空中でも同じで、上に向かって投げたボールは上に向かって飛んでいるときは次第におそくなり、下に向かうとどんどん速さを増していきます。平らなところでは、ボールはころがりつづけますがやがて摩擦で止まります。ボールがカーブをまがるとき、コースが内側に傾いていないとボールはコースの外へ飛び出してしまいます。このように、ボールが飛んだりころがったりするときは、まわりの条件によってその動きにさまざまな変化がうまれます。

ここでは、坂道やカーブ、ジャンプ台などの装置を使ってボールの動きを確かめてみましょう。


位置エネルギーと運動エネルギー

高いところにある物ほど大きなエネルギーをもっています。これは地球の重力によって生まれるので、重力のエネルギーとよばれます。高いところに物をもちあげるには地球の重力にさからって仕事をする必要があり、その仕事の量が位置エネルギーにあたります。高いところから物を落とすと、もっていた位置エネルギーが運動エネルギーに変わります。落下距離が長いほど運動エネルギーは増し、逆に位置エネルギーは減少します。振り子の運動はこの位置エネルギーと運動エネルギーを変換しながら動く代表的な例です。


このグループの展示物

3510 ボールマウンテン
3520 ヘアピンボール
3530 ボールジャンプ

 

 

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