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4100 電磁波 |
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19世紀、多くの科学者の努力によって、電気がながれると磁気がはたらき、逆に磁気がはたらくと電気がながれることが明らかにされ、電波は電気の力と磁気の力がいっしょに波のかたちで空気中を伝わる電磁波であることがわかりました。さらに、光もそのなかまであることが発見され、赤外線やレントゲン写真につかわれるエックス線なども波長がちがうだけで、どれもラジオやテレビの電波と同じ電磁波であることがわかりました。
(音も波のかたちで空気中を伝わりますが電磁波のなかまではありません)
現在、これらの電磁波はそれぞれの性質を生かし、通信手段や計測機器、医療機器などに広く応用されてつかわれていますが、最近では宇宙観測の手段にもつかわれるようになっています。
ここでは、いろいろな電磁波で観測した宇宙像を見ながら、電磁波と波長の関係をしらべてみることにしましょう。